クロージングと販売心理学

前回の住宅メーカーの営業マンと販売心理学の関係についての続きをお話ししようと思います。

どのようなジャンルでもそうでしょうが、営業会議というものがあります。
どの程度の数のお客様を接客し、そのうちどの程度のお客様が興味を持ち、どの程度のお客様が購入意欲があるのか。

商品購入に意欲のあるお客様のことを「見込み客」と呼ぶそうです。
住宅なら住宅を購入する意思のあるお客様のことを見込み客と言います。

そのお客様をめぐって各メーカーの営業マン達は販売合戦を行うわけです。
今の時代、どのメーカーも特徴を持ち、質の良い商品を販売しています。

ですからこそ、販売心理学に長けいている営業マンが契約に持ち込めるのですね。
8割方お客様が販売を決めようと思っているとき、最後のひと押しをすることを、「クロージング」というそうです。
こう言ったことも販売心理学では大切になってくるのですね。

だって、このクロージングがうまくいかないと、お客様はよそへ行ってしまうことだってあるのですから。
ゼミ仲間の先輩が、先日このクロージングに失敗して、お客様をよそのメーカーに取られたそうで、現在新人の研修に参加しているそうです。
新人研修を一緒に受けるというのは、屈辱的ですが、これもまた上司の心理学上の作戦なのかなって思います。

かなりのへたれならココで辞表を提出してしまうかもしれないけれど、「チクショウ!」という気持ちがあれば、この研修を逆手にとって、販売心理学を再勉強し、次はいい成績をとれると思いますよ。
私が上司なら、部下にそうなることを望みますね。